http://ameblo.jp/murakamiblog/entry-12148864781.html
先日、大久野島という戦時中に地図から消された毒ガス島に行きました。大々的には記載されていませんが野ウサギ500羽もいて、ウサギの島として人気です。

私としては「毒ガスと野ウサギを紐付けてストーリー」を構成してしまい勝ちです。
しかし、こういった関連性は観光客にとって全く関係なくウサギがカワイイ、ご飯をあげたいで来られており、毒ガス資料館もほとんどお客さんは入らないし、歴史的経緯の説明書きも見ない現実。




歴史とは関係ないところで、ピンポイントでわかりやすく進める事で観光政策は成り立ちます。


歴史は文化・教育で成立させる事がシビックプライドと地域愛に繋がる政策となります。



役割と目的を明確に分けなければ、これらを曖昧に進めていくと曖昧な政策となり、ただ形だけの政策となってしまう。
大久野島において、分かった事は、「観光政策と文化教育」の観点を分けなければならないという理由がよくわかりました。