福山市に必要な人財その25「詐欺や危険商品・暴力追放について」



振り込め詐欺月別認知件数は26年度で23件、被害額が7449万7千円となり、架空請求が13件で3969万6千円、なりすましが10件で3480万1千円となっている。
刑法犯認知件数は平成26年度3824件、自転車盗難801件、器物損壊527件、侵入窃盗312件となっている。
子ども110番の家の数は6000軒で目標達成できていない。
ひったくり件数は28件月別に見ると9月と12月が多い。
子ども女性性犯罪・声掛けなどは499件女性対象が385件、子ども対象が114件であり、女性対象が県内と比較しても多い。

何事も数字で判断する事は重要であり、こういった事案は地域性に比例する。他者に無関心であると犯罪率も件数も伸びてしまう。
子供たちが安心安全の街にする為にも大人が積極的に関わる事が必要。
キチンとした見極めこそが必要ですね。




福山市に必要な人財その26「生涯学習を行うための施設整備」




公民館主催事業は22年度で5900講座、利用件数は25年度で1131449件となっているが年々減少の一途をたどっている。
図書の貸し出し冊数は22年度で340万冊となっている。
今後は学校の小規模化などに伴い、学校との施設共用を含めて考えていかなければならない。
実際にはこういった公民館施設などが天下り先の温床になっていたりするからだ。キチンと見直して市民サービスとして何を残さないといけないのか?冷静に対処しなければならない。


福山市に必要な人財その27「青少年の健全育成活動の推進」



少年犯罪検挙数は25年397件となり、東管内が224件西館内が68件北館内が105件となっています。
397件は減少傾向に向かってはいます。しかし、粗暴犯・知能犯が増加傾向にある。青少年街頭指導状況は25年度1197件となり遅刻が883件、喫煙が225件とし、暴走族に対しては取締本部を設置し対策を進めています。
こういった若者の現状とは別にニート・引きこもりの現状もある。
相反する問題があるが。これらは引き締める部分が無い、なぁなぁの世の中になっているのではないか?
学校教育・家庭教育の中で何も武器を持てない学校の先生に指導を求め、何も武器を持つ事が出来ない先生を責めるモンスターペアレンツ。
学校の先生に武器を持たせなければ、学校は警察に通報するしかできない。
毅然とした態度で子ども達の成長を臨む親・先生を作る。
喜田先生のお墓の前で誓いました。


福山市に必要な人財その28「文化活動を行うための施設整備と機会の提供」




文化施設利用者は22年度は67万人、25年度で62万人と減少している。
市美展やけんみん文化祭り芸術文化公演等の開催、美術館高校生以下入館料無料化など取り組んでいる。
「福山らしさ」創出事業など進めている。
文化芸術は簡単にやってみるという経験方から入るのが一番正しいのではないでしょうか?しかしながら、幾ら政策が正しくとも公益財団法人ふくやま芸術文化振興財団の経営改革こそが急務だと言えよう。


福山市に必要な人財その29「文化財保存や保護対策の充実」



福山城など郷土歴史施設利用者は14万人、地域の文化歴史に対する認識も高まってきており、文化財調査、鞆の街並み保存、出前講座の開催といった歴史文化に対する理解を深める為の活動を行っている。

福山市は明治政府によって負の歴史を背負わされ文化は分断されています。そして徳永豊福山市長が日本鋼管を誘致し様々な政策を年単位で断行してきた。
しかし、福山市の財産が尽きようとしている。
次の100年の政策を実現する必要が生まれてきている。



福山市に必要な人財その30「スポーツ施設整備などについて」



屋内体育施設が9施設、屋外体育施設が50施設などの社会体育施設がある。
週一回のスポーツ運動をする人は22年度で34・7%です。
国民体育大会の広島県代表団で福山市が締めるのは、23年度は9・6%であるが減少傾向ではある。
福山市の調査ではやってみたいスポーツとしてウォーキング・水泳・ハイキングなどの健康志向が拡がっています。
スポーツがなぜ必要なのか?
健康寿命の促進は医療費・介護費の抑制。
世代間交流など地域力の向上、高齢者の孤独化を阻止。
一定の予算をかけてスポーツに眼を向ける事も必要。
東京マラソンを走りたくて、マラソン人口が増えて、それを機に練習し、東京マラソン落選した人が大阪・福岡などに流れてマラソンブームに火が点いている。 都市力向上としてのマラソンなどあらゆる視座でスポーツを深く見つめなければ安易な政策はただの市民受けにしか囚えられなくなる。


福山市に必要な人財その31「金属加工業・鉄鋼業について」



福山を中心とした備後地方には3500もの製造業があり、モザイク型企業地帯と呼ばれるほど多種多様で日本でも有数の技術を持つ独自自営型の中小企業が多く存在しています。
製造物出荷量数は特化係数で見ると繊維工業は中核市との比較でも高い。
製造物出荷額は20年度で20兆7100億円、粗付加額は5兆弱であり、県内シェアはそれぞれ20%15%と締めています。
福山市は多くの上場企業が立地しており、19年には41、22年には62と増加しています。備後の中核都市「ふくやま」の物流・産業団地を整備し、企業誘致を進めています。

今後は国内需要は縮小するのだからグローバル性と将来的なニーズや戦略性を持った企業誘致を進めていかなければならない。
そのためには福山市の何かを進めていこうとする時に責任を共に持とうとする攻めの行政が必要です。