松田かおるさんが18歳以上選挙権についての手記です。
たぶん私の今後の戦いにも絡んでくるのでしっかりと把握しながら進めて参ります。


衆院は4日午後の本会議で、選挙権年齢を現行の「20歳以上」から 「18歳以上」に引き下げる公選法改正案を全会一致で可決した。参院審議を経て、17日にも成立する。


20歳以上の男女に選挙権が付与されたのは1945 年。「18歳以上」への引き下げが実現すれば、70年ぶりの大改革となる。今回の改正に、選挙プランナーはインターネットを使った選挙戦の重要性を指摘し た。


 選挙権引き下げで選挙運動はどのように変わるのか。「日本最年少の選挙プランナー」とされる株式会社ダイアログの松田馨代表(35)は「政治を押し付け過ぎない、インターネット上でのコンテンツ作りが重要になると思います」とした。

 

 昨今、投票率の低さが問題となっているが「ネット選挙が解禁された前回の参院選では、20~30代の落ち込みが平均より少なかったという見方がありました」。それだけに、より生活の中にネットが浸透している10代に向けての強化が必要不可欠と考えている。

 

 ただ、やみくもに情報量を増やしても意味がないという。 「『読む気にさせるデザインと内容』が必要。


例えば、雑誌風にしたり、ニュースサイトのような作りにするなど。特定層に影響を持つユーチューバー(動画投 稿サイト『ユーチューブ』に独自映像を投稿している人)の活用も効果があるのでは」

 

 現在、政治家のホームページはスーツ姿の写真の下に、名前と 政策が書かれているものがほとんどだが「『街で配るビラとは違う』と頭の中に入れておかないといけません」。松田さんは選挙プランナーとなる前に、デザイ ン会社に勤務経験があるだけに、“見た目”の重要性を強調した。

 

 またスマートフォン対策も鍵を握る。「スマホで見やすいページかというのはすごく重要です」。現在は、無料通信アプリ「LINE」内で、メッセージが一斉配信できる機能「LINE@」が、選挙戦での情報発信に使用できないかを模索しているという。