大阪の教育は輝くのか?



平成19年度小中学校いずれも全国45位翌20年も41位中学校45位で当時知事であった橋下知事は「教育非常事態宣言」で全国平均越えを目標とし、5年間計20億円対策費用を投資した。

徹底した反復練習で有名な陰山メソッドを取り入れ、学力低迷校には教員増員、校長経験者の派遣などの施策を講じた。



23年度からは小中学校の1割当たる147校を重点校に指定し、学力向上計画を出させたり、担当者は進捗状況を確認して回った。しかし、成果が出ず「手詰まり感」は拭えない。



これらの壁は就学援助などを受ける子供が多いほど学校成績が低い傾向にある。



早寝・早起きと家庭学習が必要だが、経済的に厳しい家庭は親が自分の事で手いっぱいである。大阪府では就学援助を受ける子供が2割を超える学校が小学校60%中学校73・6%となっており全国平均は小学校22・7%で中学校28%である。

大阪府の高校中退率は全国最多の2・2%小中学校での躓きが原因の一つとする。