Eiji Murakami's BLOG
おしい!広島県のICT戦略概要 情報化統括責任者 桑原義幸

記者会見による広告換算は約3億円となった。

おしい広島がyoutube85万回で様々な賞を受賞した。

クロスメディアを活用した観光プロモーション戦略で観光局は過去最高となった。

県職員の行動理念を実現する為に毎朝唱和し、職員の意識高揚の為の材料にもなっている。

3つの視座「県民起点・現場主義・予算志向から成果志向への転換」

自治体クラウドとして、ブロードバンド100完備となった。

県内市町の財政経常収支比率は平成元年70%が93・5%となっており、7%しか余分なお金が無い。

自治体クラウドの取組は150団体で8・6%しかない。経費削減効果は平均21%で最大30%となっている。

県の補助支援はCIOからの助言、県からコンサル派遣

共同利用(住民基本台帳、印鑑登録など)26業務を利用

期待される効果として・・・。

5年間で35億円の経費削減

・大規模な法改正時のシステム改修における業務経費・経費節減

・共同化、集約化による運用管理業務の軽減

・災害時の業務継続に向けた対応力強化


今後、ハコモノ行政から職員行政の在り方を変えていく。


マイナンバーが行政を変える。

富士通総研研究所 榎並利博



マイナンバー法の3つの要素

1:付番(一人に一つずつのユニークな番号、基本4情報とセット)

2:本人確認(身元の証明、マイナンバーの真正性の証明)

3:情報連携(分散された個人情報を連携する仕組み)

住基ネットは総務省の所管であり、マイナンバーは各省庁を横断する組織の内閣府が所管し、番号制度を我が国の行政手続きの基盤とする事と規定した。


・国家管理への懸念に対する対処として、第三者機関の設置とマイポータルによるアクセス記録の確認が出来る事で個人情報を対応可

・個人番号は誕生・高校生就学支援金・奨学金・就職・結婚・子育て・退職など。

個人番号利用事務実施者=行政機関

個人番号関係事務実施者=民間企業で納税などの対応

市町村でほぼ対応して行かないとならないので厳しい。

民間:人事(源泉徴収、特別徴収、保険料支払い)経理(法定調書の提出)営業(法定調書関係で、個人の取引先が多い場合)企業年金(確定給付企業年金法や確定拠出年金法によって規定された事業主)健康保険組合


社員の人事給与、所得税の源泉徴収、住民税の特別徴収、社会保険料(医療保険、介護保険、年金保険、労働保険)の支払い業務


マイナンバーでどう変わっていくのか?

1:消費税の低所得者対策として。

給付付税額控除と軽減税率の2つの使用方法がある。

2:電子証明への移行(韓国政府が行っている手法)

3:成長戦略としての医療情報化とマイナンバー

4:在宅医療と介護におけるマイナンバー

5:スマートシティとマイナンバー(省エネ・ピーク電力使用の可視化、住民移動経路の把握と都市機能の集中化や公共交通網の計画策定、店舗の配置、出店計画・高齢者、子供の見守り)


韓国では現金領収証制度で買い物データが省庁に行き控除額が算定され、省庁は売上を正確に把握できるので脱税を防ぐことが出来る。

スウェーデンは転居時に住所変更手続きで行政機関、郵便局、銀行も全てクリアできる。

プライバシーそのものの考え方を持たなければならない。






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