Eiji Murakami's BLOG

5月議会バス事業民営化議論

1:民間化手法

管理委託先から譲渡するなど段階的に民営化すべき

この意見は確かに必要な事ですが、一つ気になるのは段階的でまた議論・議会の得意技でもある先延ばしが起きる。橋下市長の時にやらねば絶対役人になし崩し的にされてしまう。

2:運輸振興活用

・全営業所を一括して運輸振興に譲渡すべき

・運輸振興を地下鉄会社グループ内企業と位置付け民営化すべき

民間バス事業者の撤退という不測の事態が生じた時にカバーすべく大阪運輸振興(株)を活用する。持続可能な安定経営に必要な事業規模を民営化時に大阪運輸振興(株)に譲渡するように方針を決めているが、なんでも公が賄おうとするケインズの理論が横行しすぎています。政治家たちが良い人になり過ぎて、政治屋というプロフェッショナルが居なくなってしまっている。

・特別区間の調整が交通政策部門と事業者の協議体で本当にできるのか?

まず5年間は維持・向上策に努め、増便・路線変更・減便・補助金の見直しなど見解を纏め、これに沿った対応を譲渡先事業者に求める。とされるがここまでガチガチにされてどこの民間事業者がやりたくなるのか?
民間感覚が全くなく、会話にならない議会を見ていてどう感じるのか?

確かに私たちは税の均等配分を考えると全く考えが異なります。

行政の立ち位置として、民間ではできなかったライフライン整備の役割を果たし、あとは維持の営業面・経営面の話になってきているのだから、必然的なのですが・・・。

議員は浦島太郎状態の人が多すぎると実感します。