ろくでなしブルース、ヒロトを真似しているわけではありません。
もしくは今風で言えば、峰岸みなみをモノマネする人
(要望)
実際に私たち議会が心配しているのはアーツカウンシルの公平性と担保だと思います。
統括責任者だけの権限になると例えばオーケストラが好きな人がそこにだけ無条件に手厚くなるなども避けなければなりません。
実際に先日あったオリンピックのレスリング問題にしても伝統があるからという理由で振興活動が後手後手に回っていました。
NBAバスケットなどはスリリングな展開になるようにボールを小さくしてダンクシュートをしやすいようにしたり、観客が分かり易くなるものと制度が変わってきた変遷もあります。より普及振興を図るためにスピード化と分かり易さが求められています。しかしながら、もう一方でニュースであるようにロビー外交が横行するような制度設計になってもいけません。
統括責任者はアーツカウンシル自体が大阪都市魅力戦略会議の趣旨を理解し、どのような位置づけでどのように機能するのか?という事を理解している事が必要であり、ガチガチの基準を設けずに大阪都市魅力の為の文化芸術の推進に寄与して頂ける方を望みます。
そもそも企業においてもそうですが「戦略会議」という名を打ったものは、その分野自体に戦略が無いからこそ、戦略会議室が設置する必要があるのです。
都市魅力戦略会議の中でも大阪の芸術・文化は大阪市民、旅行者にとっても、大阪市の芸術と大阪府の芸術が共に独立して存在する必要はなく、最初に申しあげたように、大阪の文化芸術が広く推進、振興し、子ども達に様々な可能性を与える事が出来る大阪芸術都市を目指すべきではないでしょうか?
大阪の文化施策を推進する新たな仕組みとして、行政と一定の距離を保ち、芸術文化の専門家を活用したアーツカウンシルを立ち上げる趣旨は一定理解しました。
ただし、現在「公募」とすれば公共性や公平性が担保されていると勘違いしないように、大切な事は大阪の文化芸術を色鮮やかにするための統括責任者でなければならない。
組織を作っても審議会や委員会のように名誉職になり、それが形骸化してしまうことが多く見られますが、そのような事態にはならないよう、今後とも継続的に、大阪にふさわしい文化行政の推進役としての役割を果たせるような組織になっていただきたいと思います。
ここまでが質疑の総括でした
私は質疑の中で大切にしている事は行政の人たちの言い分を十分に汲み取る事だと思っています。行政は連続性と安定が問われています。その中に改革を訴える場合、整合性と現実性が問われています。
行政の理屈ではダメなときもあれば、議会の理屈を押し通してはダメな時もあります。
私は市長の立場ではないし、橋下徹ではありませんので、できる事から順にやっていきます
さぁ、明日から予算委員会です。今回は理事者に土日にお仕事をして貰うような事をしてしまったので出来るだけ早めに私の意向を纏めて意義のある予算委員会にしていきたいと思います