Eiji Murakami's BLOG



Q3

昭和53年から審議は発足し、当時242499人学校数は290で現在

115867人学校数は297となっており、逆に増えている状態です。

これまで9つの統廃合に成功はしておりますが、現在48もの学校が1

1学級となっており、59もの学校が11学級以下となっております。

して答申から全く機能していないのはなぜでしょうか?

議事録も確認させていただきました。

質問してお答えするだけの内容となっております。

本来ならば、これまで統廃合を経験した地域自治区の代表の方や区内

議員さんが入り意見を纏め上げていかないと機能しないのではない

でしょうか?



審議会は、小学校等の規模及び配置の適正化に関する重要事項の調査審

議を行うとのことであるが、半年に1回の開催で何が変わるというのか?

喫緊の課題との認識があるのか?審議会についてどう考えているのか?

お答えください。



A3(小川部長)



・開催頻度については、答申をまとめるにあたっては、回を重ねて開催しておりますが、それ以外の時期については、年1回程度の開催となっております。

・答申に基づき学校適正配置の取り組みを進めておりますが、先ほどもご答弁申しあげましたように、なかなか協議が進まないケースもあるのが実情でありまして、今後、審議会において取り組みを進める上での課題や手法などについて検討いただき、審議会をより頻繁に開催するなど、取り組みをすすめてまいりたい。





Q4(市長に対して)

市長にお尋ねします。

児童数が極端に少ない小学校では、50名以下、2つの学年の児童で1

つの学級を編制する「複式学級」も生じている。

田舎の山間部ではなく、都会のど真ん中で起きている状況です。こうし

た状況になっていても適正配置が進まないことは、由々しい問題であり

ます。

課題の整理を行わず地域の声を大切にするという言葉で進めていかな

事は行政の怠慢であり、もしくはたらいまわし、後回し、やる気が無

いと思われても仕方ないです。


学校適正配置審議会が設置された昭和53年当時に比べて、大阪市内の市

立小学校の児童数は半分になっているのに、学校数は変わっていない。

こうした事態を招いたのは、教育委員会の事なかれ主義の体質が原因

はないか?



今回の教育振興基本計画でも本気でやる気があるのか?大いに疑問に

感じます。



・学校統合は、案件ごとに事情が違うという理由で、教育委員会ではこれまでケースバイケースで対応してきましたが、そうした手法では統合は進まないのはこれまでの審議会、教育委員会、行政の手法で証明されました。今更、審議会で具体的基準と言う始末だし、他都市の事例を調べ始めていると言います。



今後、区長と教育委員会が連携して、保護者や地域との統合協議を進め

るにあたって、例えば存続校をどちらにするのかといった原則、ルール

を定める必要であると考えます。

市長は、適正配置の取り組みに、政治家である議員も積極的に関与して

ほしいとおっしゃっているが、そのためにも武器となるルールが求めら

れます。

こうしたルール作りについて、市長はどのように思われるか。




A4(市長答弁)

市長は桜宮高校の問題も含めて、教育行政の限界を語られました。

そして基準、原則のお約束を教育委員会も市長もして頂きました。


良い質疑が取れました。なかなか動かない行政を動かすには小さな核の

部分をしっかり詰める事ですね!!