Eiji Murakami's BLOG
福島県双葉町の問題は行政に多くの課題を突き付けている。

埼玉県に廃校となった騎西高等学校を借り上げて、町民が一時期1400人以上が避難していた。

現在は145人程度である。

仮設住宅以外の借り上げ住宅の避難者が1000人以上います。


Eiji Murakami's BLOG
このようにプライバシーも無く、寒い中で過ごしているご高齢の方がまだたくさん居ます。政府は22カ月間も要して、なぜ?このような状況を是認してきたのか?
Eiji Murakami's BLOG
着替えは簡易のこういった段ボール箱の中で行われます。


Eiji Murakami's BLOG
お風呂などは大きな仮設風呂が創られて対応されていましたが、一時は1400人居たのだから、相当大変だったと思います。


外国の方たちがたくさんボランティアに入られていました。

人の温かさが感じられる場所ですが、地方分権の必要性を強く感じました。


双葉町議会で町長の不信任決議を出されています。

町長は1ミリシーベルトのチェルノブイリ基準を考えとしており、国は20ミリシーベルトまで年間被ばくは大丈夫という。


町長は町民の健康被害などを考えると、「原子力災害の救助法」や将来の健康被害まで政府が言明してくれないと町民を安易に戻せない」と言っています。


その通りだと思います。


本来は県知事がこういった事を大きな声で言わなければならないのではないでしょうか?双葉町議事録などを見ると町長不信任に関して、町長は「町民の不満が解消されないのは、事故責任者が我々を放置していたからに他ならない。健康問題、賠償問題など、町民に損をしてほしくないという思いで精いっぱい尽くしてきた。まだまだやるべき仕事が多くある中で、不信任は残念でならない。町民どおしがいがみあうことなく、一丸となって戦えるような仕組みづくりに、議会の皆さんは力を尽くしてほしい」と反論したが、議会は質疑無し。


なんだ???このレベルの低い町議会は???


私が一番嫌いな政治屋に他ならない。

最大の既得権は選挙に通るために、何もしない議員です。


質疑に関して、「行政批判、首長批判」で自分からは何も提案しない。

反問権がない首長に対して一方的に暴論を吐いて、多数決で引きずりおろす。民意の不勉強に付け込んで・・・。


行政は地方公務員法に縛られてお役所仕事と言うが、政府に紐付き予算でがんじがらめで何も出来ないではなく、何もさせて貰えない現実です。

特にこういった超法規的な措置を講ずることしか出来ない時には議会が動かないと・・・。行政に武器を与えるのが議会の仕事です。


だからこそ議員や議会が現在の町民やまだ見ぬ子供達に対しての責任を背負った判断をしていかなければならないのです。


政府は福島県内に住むならば「災害救助法を適用」というが県外に住んでいる人は「災害救助法適用外」としている。

おかしくないか???


Eiji Murakami's BLOG

「町民すべての被ばく検査が終わるまで、自分は検査をしない」と言いはる町長であり、双葉町民は県内・県外避難者の対立を深刻化させないために苦渋の決断として、役場の福島県内移転や、旧騎西高校の避難者弁当の有料化などを決めた。


町ごと流され、放射能汚染で住めなくなった町民たちは条件設定により支援の在り方が変わっている事で対立構造になっている


政治に100%納得する答えは無いが、100%説明責任を果たす義務がある、町議会は将来の町民の健康被害に対してどのような補償を出来るのか?


政府に尻尾を振るだけになっていないか?


出来ていない事を訴えるだけではなく、政府に対して一致団結して未来を突き付ける時ではないか?


情けない議員や首長が跋扈する地方政治だから、地方自治は難しいかもしれないが、自分たちの想いが政府に押さえつけられる事なく、形にできるならば地域代表のおじさんの声(無責任な民意)が地域を纏める事がなくjなり、経営者など全体把握が出来る民意が生まれると思いますね。


まず、議員は地方公務員法と地方自治法を学びなおし、行政と議会の立ち位置をしっかりと把握すべきです。

ひさしぶりに憤った案件でした。

追っかけて行きますメラメラ




Eiji Murakami's BLOG

Eiji Murakami's BLOG
今は解散やそんな時ではなく、領事館のような状態になっている双葉町の町民がまた一緒に生活していくための方策を考えるべきではないですか?

この学校は双葉町なんです。

埼玉県に在りながら、福島県双葉町・・・こんがらがる。

2重行政?よくわからなくなります・・・。

1日でも早く町民のために本当の民意で変わって欲しいモノです。