大阪市公営バスは営業キロあたり職員が非常に多く、給料も非常に高く、
走行距離は少ないのに車両の数は多く、不要な路線を走っています。
同じ区間にJRも地下鉄もあるからです。
そして市営バス以外のバスが入れない現実です。
民間のような効率化が進みません。
「バスは福祉だから赤字でいい」という意見はあるが、ろくに人が乗っていない路線を走らせると言うのは「職員の福祉」でしかないです。
しかしながら大阪市の最大の既得権は政治家にあると感じます。
大阪市議会の最大の問題は選挙制度です。
中選挙区制である大阪市は得票数が少ない議員がかなりいる事です。
地方の町村では人間関係が濃い為に住民が議員を監視できますが、
大阪市では自分の周りを知人で固めた人が当選してしまい、関係者以外の
市民は誰も知らないという状況もあります。
だからアンポンタンな質疑が増えたり、某共産党のように偏った意見を堂々と市民全体の意見と発言する輩がいるのが問題です。
大阪府と市が協力できないのもごく一部の支援者に選ばれた一部議員が抵抗してきた事もあります。
区長を8人程度にし、区議会議員が増えても、地域の声をくみ上げ、
市会議員を廃止し、市の職員の合理化を進めればトータルコストでは大幅に削減できます
一部支援者の要望に応える事などをした、議員や行政機関の是正を取り組むために第三者調査チームを発足し、橋下市長にとってあまり嬉しく無い情報も全て浮き彫りにしました。
言えない事が課題解決に繋がらない政策になっています。
課題を解決するために社会と共に共通認識する必要があります。
職員採用や人事異動で口利きが横行していました。
職員の不祥事が多いのも一部この口利き職員のコンプライアンス問題もあるといえます。
自分たちの立場を守る為に「平松前市長」を労働組合は全力で守りました。
彼らは自分たちでコントロールできる市長を排出し続けたいのです。
ヤミ専従と言い、表向きには行政の仕事をしていると言いながら、裏では選挙の仕事に従事し、勤怠勤務表なども虚偽記載などし、取り組んでいた職員が周知の事実として存在していました。
実はこの第三者チームの資料の中に職員採用の応募書類に市議会議員の名前があったり、面接官の採用書類に市議の名前があったのはこれこそが証拠ではないのか?
調査過程では抜き打ちで実地検査に行った所、「昼休み」だからと待たされて、
待っている間に構内を歩いていると偶然に過去の採用書類一式の付箋を剥がしている現場に出くわしました。
こういった状況がありながら放置していた市議会こそが一番の既得権となっており、過去の大阪市議会の責任は大変重いモノです。
一部の市民と職員が大阪市の税金を食い物にしていた事実を真摯に受け止めて取り組んで頂きたいものです。