ラジオ好きにはちょっと悲しい話題です。
これまで夏季五輪についてはテレビ同様、ラジオもJC(ジャパン
コンソーシアム)を形成。NHK、民放ラジオ局がアナウンサー、
制作スタッフ、技術スタッフを拠出して、共同で中継番組を制作
していました。
民放連に加盟するラジオ局はAM、FMを問わず、どの局でも
中継を取ることが可能。今まで最も多かったのはマラソンで、
全国のラジオ100局あまりが一斉にネットしたこともありました。
ところがテレビ以上にラジオは広告メディアとしての衰退が
激しく、これ以上、右肩上がりの五輪放映権料を支払えないと判断。
今大会からJC制作を取りやめることが決まりました。
東京五輪まではNHK、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送と
派遣されたスポーツアナウンサーが野球やソフトボール、
サッカーなど中継していました。
ラジオで楽しむ場合は NHKラジオしかないですね。