新しいアリーナの建設に関しては「コンサートの広島飛ばし」
が常態化しているという問題があります。
関係者から1万人クラスのアリーナについて「広島グリーン
アリーナは日本一、コンサートができないアリーナ」
と揶揄されています。
https://youtu.be/JkNkuetOc0g?si=ISo2i1N-lLs2hOmI
広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)は、
大アリーナの収容人数が1万人。他に小アリーナ、会議室、
プール、弓道場などもあります。
主たる使用目的はスポーツ施設で、そもそも体育館として
県民がスポーツをする機会を確保するため、コンサート
などの他の目的での使用回数に制限があるのです。
具体的には、年間の約10%、35日程度に制限されて
いて、コンサート運営会社ごとに割り当てられているため、
人気アーティストで広島を希望してもできないケースが
あるというのです。
広島県が定めている、年間の約10%の根拠はなくて、
広島グリーンアリーナができる以前からのルールが
引き継がれているのだそうです。コンサート等の年間の
使用回数の制限を緩和して、稼働率を上げることで
収益も上がるはずですが、広島県の考えが硬いのか、国有地なので収益を上げるのに
及び腰になっているからなのか、前進する見通しが立って
いません。
現在、開催されている、男子バレーボール、福岡ラウンドの
会場は、北九州市にある西日本総合展示場です。
愛知県常滑市にある愛知県国際展示場、名古屋市の
ポートメッセ名古屋、大阪市のインテックス大阪、
神戸市の神戸国際展示場、北九州市の西日本総合展示場、
福岡市のマリンメッセ福岡など、スポーツ大会も開催
できるが、主たる目的が展示場
である大規模メセコンが広島市にはありません。
広島県にもバスケットボールやバレーボールの試合、
展示会やコンサートが開催できる多機能型のアリーナ、
展示場が必要だと思います。
▼2023年5月、G 7広島サミットの国際メディアセンターが設置された広島グリーンアリーナ
2024年、みんなと共に。