口に筆などをくわえて詩や絵画の創作活動に取り組んでいた、
みどり市出身星野富弘さんが4月28日に病気のため亡くなり
ました。78歳でした。
ニュースを聞いて、小学校か中学校の国語の教科書に
「鈴の鳴る道」という作品が掲載されていたなと思い
出していました。電動車椅子に取り付けた鈴の音をきっかけに
して、モノの見え方、捉え方を学べる作品だったような
気がします。名前を聞いてあっ、と思ったニュースでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a1020a3115fe2f297a37bf71fdfaa446a90905d
作品のレビューにはこう記されています。
星野さんは車椅子に取り付けた鈴がチリンと鳴るたび、
始めのうちはうるさいと思っていたそうだ。ところが
いざ実際の路上に出てみると、道に穴が開いていたり
段差があるような所でその鈴はチリンと鳴って教えて
くれていると思えるようになったという。
鈴の音一つでも、物事の見方や考え方によって意味が
違うことを、この「鈴の鳴る道」が教えてくれたのだ。