毎週日曜日よる20時05分から、NHK R1にてオンエア
されている「らじらーSUNDAY」。
2024年1月14日放送は、1月1日に発生をした最大震度7を
観測した能登半島地震を受けて、企画コーナーを大幅に
減らして、被災地のリスナーや全国からのメッセージと
リクエストを中心に番組が編成されました。
番組冒頭、パーソナリティを務めるオリエンタルラジオの
藤森慎吾さんから2016年4月の熊本地震直後のらじらーに
ついてエピソードを紹介。番組の果たす役割について
リスナーに語りかけました。

「らじらー!サンデー」 1月14日(日)よる20時05分から

パーソナリティはオリエンタルラジオ・藤森慎吾さん、

横澤夏子さんと乃木坂46のメンバー皆さんでした。


私が一番、印象に残っているメッセージは、次の方です。


石川県、29歳・男性からのメッセージ


僕は地震が起きた時、実家で95歳の祖父と二人でいました。

僕の両親は二人とも仕事などで出かけていて、僕が祖父の

トイレの介助をしている時に地震は起きました。

僕でも立っているのがやっとの大きな揺れで、手すりに

つかまりながら、歩くのが精一杯の祖父の身体を、地震の

揺れが収まるまでトイレの壁に押さえつけ、祖父を怪我

させないようにすることが精一杯だったことを、今でも

鮮明に覚えています。

そこから家の中にいることは危険だと感じ、安全を確保

しながら外に飛び出して、元日の寒空の中、祖父と

1時間ほど避難所の開設を待ちました。

今、思うと、本当に家族全員が怪我がなく、生きていて

良かったなと、心から思います。

毎日のように余震が続いていますが、これ以上、被害が出ないことを祈っています。




横澤さん「トイレってすごい狭い空間で、もうすごい

判断ですね。判断力、瞬発力」

藤森さん「おじいちゃんを守ってあげたいという気持ちも

きっとあっただろうし」


地震により家屋倒壊も多く発生している、映像でもたくさん

見ていたので、すごくリアリティがあります。


熊本地震の時、番組に寄せられたメッセージで印象に

残ったものについて、改めて投稿していますが、

命を守るためのとっさの判断、決断力は、私も参考にも

なります。「命あっての者種」本当にご無事でなりよりでした。





2024年、みんなと共に。