2021年秋クール日本テレビ系列にてオンエアされていた水曜ドラマ
「恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~」


ドラマで見えた弱視の世界を、弱視である私の体験を織り交ぜ

ながらご紹介します。



(18)待ち合わせ

ドラマの第5話のオープニング、人と待ち合わせをする際、目の
不自由な人同士が慣れない場所で待ち合わせをするのは難しい、
という話がありました。
確かに
私も見えない、相手も見えないではなかなかの難しさがあります。


▼現在は工事中の広島駅前ですが、以前は噴水の前あたりに
音声時計と点字案内板がありました。駅での待ち合わせをする
場合は音声時計の前でで待ち合わせする事がよくあります。


▼点字案内板
駅構内のホームや改札を凹凸で示した触れる地図です。
「点字案内板はこちらです」などと常にアナウンスが流れて
います。

▼ 大阪メトロ、 天王寺駅の点字案内板
手前まで点字ブロックも敷設してあります。



▼飲食店など行き慣れていない場所での待ち合わせは、
「恐らく近くまで来ているはずなんだけど」
と迷うことがあります。店の看板が見えなかったり、入り口が
わからなかったことが原因だったりします。
ドラマの第5話では、ユキコの盲学校の同級生、空ちゃんと
青野くんが音声ナビゲーションを頼りに黒川が働く レンタル
ビデオ屋さんに向かうというシーンがあります。



※「ドラマで見えた弱視の世界」はまだまだ続きますが、明日、
明後日は別の投稿を予定しています。
再開は19日。



2024年、みんなと共に。