昨年暮れにオンエアされたニッポン放送ラジオチャリティー
ミュージックソンに俳優の細田佳央太さんが出演し、自身が
全盲の役で出演した「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」
についてトークをしていました。
そこで今回から少しの間、ドラマや視覚障害者について、改めて
投稿していこうと思います。



2021年秋クール日本テレビ系列でオンエアされていた水曜ドラマ

「恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~」


ドラマで見えた弱視の世界を、弱視である私の体験を織り交ぜ

ながらご紹介します。




(1)モノの見え方


ドラマの主人公、ユキコちゃんのモノの見え方は、 光と色が

ぼんやりわかる程度

クリアファイルを2枚重ねたぐらいのぼんやり感




リモコンの音声切り替えで副音声にすると、 場面の解説を聞く

ことができました。
副音声解説では、

ユキコにも「恋です!」の文字が見える。




ユキコの同級生、空ちゃんは、見える範囲が狭く光を眩しく

感じる。登下校には遮光グラス

(サングラス)を使用している。





ユキコの同級生、青野くんは全盲。






解説を担当している濱田祐太郎さんは、 先天性の病気で 目はほとんど

見えないそうです。


私の場合は、右目は全く見えません。 見えるという感覚もあり

ません。 したがって光を感じることができません。

白内障の影響により黒目が白濁しています

左目は 強度近視で 視力は0.03、 矯正視力も変わりません
物がクリアに見えません。
ビジュアルスノウという、アナログテレビで 例えると 砂嵐が
薄くかかっている状態。
緑内障の進行により 視野が少し欠損しています。


視覚障害者、 弱視といえども 見え方は人それぞれです。生まれ
つきなのか、中途視覚障害者なのかにより、モノの見え方に
慣れ不慣れがあります。



2024年、みんなと共に。