サブスクリプション方式というビジネスモデルが流行中です。

「一定期間は、どれだけ使っても無料」というのが、サブスクです。何回見ても一定金額、何曲聞いても一定金額、これって顧客にとっておいしい話に見えます。
毎回、商品の購入金額を支払うのではなく、一定期間の利用権として料金を支払う方式であるサブスクは、たくさん使う人にとってはお得ですが、途中で飽きる人には損になります。この契約期間中は、どれだけ使っても、定められた商品は自由に追加料金なしで利用できます。コンピュータのソフトウェアの利用形態として採用されることも多く、例えば「アップルミュージック」「ネットフリックス」などが代表的です。毎日、何本も見れば得ですが、飽きてきてもなかなか解約しないので損をしがちです。


人は常に最初のモチベーションが高く、だんだん下がるものです。そこをわかっていないので、サブスクは得に見えて、最終的に損をする事があります。

 

一般的に、この変化があるので、「変動収入」を「固定収入」に変えると利益がでやすいです。

・変動収入 Variable income

・固定収入 Fixed income

と、変動収入を固定収入に変えるので「VのF化」と呼びます。


 

収入は「変動」から「固定」にした方が有利です。そのため、サブスクリプションモデルという、継続的に固定した費用を払ってもらい、その期間中にどれだけでもサービスをするビジネスモデルが広がっています。
音楽業界ではよく進んでいますが、食事、ワークスペース、ジムでも固定収入化が進んでいます。

 

一般的なビジネスでは、最も利益に貢献してくださるお客様は、毎日来る常連客です。

しかし、サブスクビジネスでは、最も利益に貢献してくださるお客様は、契約をしてこないゴーストメンバー(幽霊会員)なのです。

もちろん、最初に契約した時には、「毎日、大量につかおう」と思って心変わりをしたわけです。