村井 宗明オフィシャルブログ Powered by Ameba
村井宗明を支える女性の会・むねあき政権懇話会の合同セミナーを開催し、250人にお集まりいただきました。
西村ちなみ厚生労働副大臣から女性の立場での政治の話、そして広野ただし参議院議員にも来賓あいさつをいただ きました。
私からは下記のようにお話をしました。



いつも、お支えいただき、本当にありがとうございます。
本日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。
そして、私の事でご心配をいただき、本当にありがとうございます。

私は、国民との約束を守り、消費税増税には賛成しませんでした。
その上で、離党をせず、信念を貫き、慎んで処分を受けたいと思います。

私たち日本国民の周りには辛いことが満ちています。
私たちの国は、苦しい経済状況にあります。
景気の低迷が一向に打開できず、先の展望が見えません。
気づいたら、日本のお家芸だった半導体ですら、韓国に抜かれてしまいました。
震災で家族を失って、つらい思いをしておられる方・・・・
震災で家を失い、いまだに仮設住宅で暮らしておられる方・・・

そんな辛いことがたくさんの社会を救えるのは何か?
みなさんが頼りにするものは何か?
変える力を持っているのか何か?
 それが政治のはずです。

しかし、今、正直、皆さん方は政治に信頼をもてないのではないでしょうか?
皆さんはこう思っているはずです。
日本中の大きな3つの政党が談合して、国民の消費税を上げる事だけを決めた。
普段は政党間で足の引っ張り合いばかり!震災の復興で一番大事だった特例公債法の可決もずっと引っ張って、成 立は震災から半年たってからでした。
国民のための事は決められない。だけど、国民に負担をかける消費税だけは日本の大きな三つの党で合意したから と言ってすんなり進む。
多くの国民は政治を信頼できないでいます。

あの皆さんが成し遂げた政権交代は、熱かったですよね。
これで、この国は変わる!
これで、税金の無駄遣いがなくなる。
これで、自分たちの税金を、自分たちの生活のために使える。
・・・・・
で、無駄遣いの削減はどこに行ったのか?
 行政の高コスト体質の見直しはどこに行ったのか?
頼むぞ、ちゃんとやってくれよ。
みなさん、そう思っておられるのではないでしょうか・・・

すべての政治家は選挙の時に言う。
無駄遣いの削減なしに増税をするべきでないって、
すべての政治家は選挙が終わったら言う。
無駄遣いの削減なしに増税をするべきだって、
すべての主婦は言う。
自分たちはプリンを買う時でも、3円安い大阪屋に行くぞ。
すべてのサラリーマンはいう。
自分たちはお昼を食べる時でも、380円の吉野家の牛丼へ行くぞ。
そこに、10%もの消費税をかけるのか?
そこまで節約している国民から、ほとんど節約していない国が・・・さらに税金を取るのかと。
国民がこんなに苦しい生活をしているのに、苦しさを共有していない国が・・・さらに税金を取るのかと・・・
それなのに、大多数の政治家が増税の時だけ意見を一致させるのは気持ち悪いぞと

政治家に理由を聞いたら、「党が決めたことだから」「党に従うから」「党の処分があるから」
国民がそれを聞いたら、「なんじゃそれ」「納得できない」「意味わからん」
誰のための政治だったのか?民主主義って何だったのか?
私も正直悩みました。今の委員長という役職で党の増税方針に従わなかったらどうなるのか?・・・民主党内で処 分を受けたらどうなるのか?・・党を裏切っていいのか?
その一方、国民を裏切っていいのか?
みなさんなら、どうしますか???????

私自身も自分の弱さを感じる。自分のポストや立場を考えて、賛成しなければならないと考えてきてい た・・・・・・
もし私が歳出削減前の消費税増税に賛成票を入れたら、国民は内心でこう思ったでしょう
「あれだけ、全国放送の番組で歳出削減前の増税は駄目だと言い続けてきた。
 あれだけ、本も出版してきた。
 あれだけ、後援会の集会で増税の前に歳出削減をやるべきだと言ってきた。
  それで。村井宗明も党の処分が怖いからと、自分のポストに固執するからという理由で
  自民党などと一緒になって消費税、消費税、消費税かと。」
たしかに、それでいいのか
誰かが・・・・

若手6人で記者会見しました。
「国民がこんなに苦しい生活をしている中で、歳出削減前の増税は納得いかない。信念を貫く代わりに。党本部が 用意するあらゆる処分を受け入れる覚悟がある。」
党執行部と「消費税増税に賛成できない。民主党に残って国民との約束を守れる党に再生していきたい。」と十分 に相談した上の造反だったので、反対ではなく棄権にしました。

さっそく、民主党富山県連から謹慎処分が下りました。ここ一~二週間で党本部の処分も決まるでしょう。
採決前に言った通り「処分を覚悟したうえで、国民と寄り添い、謹んで処分を受ける。」
今後どうなるかわかりませんが「私はみなさんを信じている。私は国民を信じている。どんなに困難な道のりでも 私は皆さんとともに歩み続けます。」
政権交代の時にみんなで燃えた増税前の徹底的な歳出削減をやり抜きましょう。
苦しくても、民主党に残って、謹んで処分を受け、もう一度、国民との約束を果たしていきます。