日本臨床工学会の意見交換会での村井宗明議員のスピーチです。

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臨床工学技士のみなさんは、医療機器の専門職であり、命を守る専門職であり、誇りの持てる専門職です。みなさ んが、医師・看護師とチームを組むことで多くの命を救ってきました。

皆さんもご存じのとおり、臨床工学技士の皆さんに大きな影響を与える閣議決定がいよいよ来週に予定されていま す。

あの東日本大震災の時に、多くの方が命を失いました。

その時に、命を守る専門職である臨床工学技士の皆様にもご活躍いただきましたが、もっと協力したかった。で も、協力できなかったという悔しい思いを持っておられます。

避難所で人工透析を受けられなくてなくなった方もおられました。

そこで、いよいよ来週、人工透析の必要な方々、集中治療室の必要な方々、などの災害弱者の方も含めて、どう助 けるのか。災害時にどう全国に避難していただくかなどを定めた、災害対策基本法の改正案が閣議決定されます。

この間、全腎協と民主党の話し合いなどもしました。特に人工透析は大量の水と電気が必要なため、電気や水のストップした被 災地から、透析患者を優先的に避難をしていただくルールを作ることになりました。

 は、首都直下型地震、南海トラフ地震の大津波等もおこるでしょう。

透析 医・ 床工学技士の災害情報ネッ トワークシステムの機能強化に1097万円の予算を つけて、緊急時のみなさんの仕事を支えることになりました。

災害 がおこってからでは、混乱して議論などできません!今のうちに、広域医療搬送ルールの中の運用マニュアルの改訂などを進めます。

災害列島、日本・・・ここで国民の力をあわせ、今後の災害を乗り切っていこうではありませんか!