山形大学医学部脳神経外科 嘉山孝正教授より脳脊髄液減少症の先進医療への適用に関してのお話がございました。

先進医療とは、新しい医療技術の出現・患者ニーズの多様化等に対応するために、健康保険の診療で認められている一般の医療の水準を超えた最新の先進技術として、厚生労働大臣から承認された医療行為のことを言います。先進医療の費用は、一般医療と比べるとその技術・治療効果は高いのですが、技術料が非常に高く、さらに健康保険の適用対象外のため、その治療費用は全額自己負担となります。ただし、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)については保険適用となります。今回はブラッドパッチが18,000円でその他の通常の治療と共通する部分が保険適用となります。(7月ごろから)

適用されると先進医療以外は保険適用となるので高額の医療費で苦しんでいる脳脊髄液減少症の患者さんの負担を和らげることができます。