村井宗明議員は、富山県パーキンソン病・友の会の10周年に出席し、下記のように来賓として挨拶をしました。・・・・・・・・皆さん方の取り組みに心から敬意を申し上げます。

さて、ちょうど、今週、パーキンソン病の生活に大きな影響を与える出来事が起こりました。障がい者総合支援法が衆議院の委員会で可決しました。ご存じのとおり、これまで、パーキンソン病の方々は、障害者手帳を持たない限り、難病というだけでは、受けられる福祉サービスに制限がありました。ホームヘルプ、ショートステイ、生活用具給付は受けられましたが、医療などの療養介護、生活介護、同行援護は受けられませんでした。そこを、受けられるようにするのが今回の法改正です。難病56疾患、70万人の人たちが、障がい者と同じような福祉サービスを受けられるようにしなければなりません。そういう事情もあり、今年度の難病の方を支える予算は大きく増額しました。医療費助成などの特定疾患治療研究事業は、昨年度280億円でしたが、今年度は350億円となっています。

そして、もう一つ、大きな新規事業は、東日本大震災を受けて大きな課題を受けました。そこで、災害時の緊急事態に備えるため、難病の方々の全国専門医療機関ネットワークの構築をする事が求められ、4500万円の新たな事業をスタートさせることになりました。