2月24日(木) ニュージーランド地震で官邸・外相に要望

2月22日正午にニュージーランドにおいて発生した、強い地震は、同国クライストチャーチ市に甚大な被害を与え、既に多数の被災者が確認されています。被災者の救援は時間との勝負であり、緊急の課題です。

村井宗明議員もニュージーランド地震救援対策室の事務局長として活動しています。外務省では前原外務大臣、官邸では福山哲郎官房副長官に意見書を渡して意見交換しました。
1.現地政府との連携を強化し、邦人保護、被災者の安否確認に万全を期し、情報収集を推進すること。

2.政府専用機、もしくはチャーター機での日本・ニュージーランド間の往来調整・支援をはじめとする被災者、被災者家族へのサポートを強化すること。

3.現地政府より救援・復興資材等提供の要望があった場合に、積極的な対応を取ること。
4.各国の渡航関連情報にそれぞれの災害対策情報を掲載し、渡航関連情報の充実を図ること。

今回の特徴は、過去の政権ではありえなかったぐらい救援チームの出発が早かった事です。マスコミの方からも自民政権の時代では考えられない記録だと驚いていました。事故発生から24時間で、自衛隊や消防からメンバーを編成し、彼らを全国から集めて、現場に合った救援資機材10トンを積み込み、出発しました。ただし、残念なのは、1分でも早くとスピードを急ぎ、1人でも多くと救援専門家をギリギリいっぱいまで乗せたので、被災者の家族は乗せられなかったことでした。

今、救援チームは崩れた現場で救援活動をしている真っ最中だそうです。