辞意を表明をされていた小沢代表が、執行部及び民主党議員からの続投要請を受け、続投を正式に表明し、本日の両院議員懇談会で了承されました。
 懇談会終了後、小沢代表の続投を受けてKNBから電話で取材を受けました。

1、懇談会での小沢代表の発言を受けてどう思いましたか?
 普段の不器用で口下手な小沢代表ではありえないぐらい、本当に謙虚に反省しておられました。
 これからも茨の道は続くでしょうが、若手議員も全員で小沢さんに続投をお願いしたことによって一致結束が進みました。率直に「雨、降って地が固まる」という印象を持ちました。新たな覚悟で再スタートをしていきます。

2、県民に対しての説明は?
 県民の皆様からは特に「大連立」について否定的な声が多かったです。私も大連立には反対です。
その上で、国民のために党利党略を捨てて、与野党で政策協議をするという方針転換には賛成です。というのは、民主党は、年金・子育て・天下り禁止など9本の法案を国会に提出しています。しかし、自民党と天下り法人の反対で1本も通らないし、自民党の法案も通っていません。だからこそ、それぞれの政党のメンツを超えて政策協議をするという方針転換は、国民のためになるので、ちゃんと説明すればご理解いただけると思います。

3、選挙への影響は?
 政策協議次第で大きな影響がありますね。具体的には、国民の望んでいる「年金ムダ使い禁止法」と「天下り禁止法」などの政策協議です。この2つの法案に対して、自民党がこのまま反対していくのか、それとも福田さんが自民党と天下り法人を説得して賛成に変えられるのかがポイントでしょう。

4、野党共闘についてはどうなりますか?
 小沢一郎代表は徹底した野党三党共闘路線です。富山でも、その共闘体制によって、かつての自民王国が崩壊し、「県民の勝利」がもたらされました。代表が変わればともかくとして、小沢さんの続投で共闘方針はそのまま継続するでしょう。