本日行われた、衆議院厚生労働委員会で薬事法の一部改正案について質問しました。
今回提出されたこの法案の中には、地元富山の伝統・文化でもある置き薬を扱う、配置販売業に新たに試験を課し、「登録販売者」の資格を有しなければ営業できなくなるというものです。

しかし、そこには経過措置が設けられ、従来から業務に従事している業者は継続してできる事になっています。
これは、高齢者を抱える配置薬業界にとってはありがたい事です。でも、法人が対象の場合、代替わりもあり、未来永劫続けられる事にもなります。
これは果たして安心・安全が保たれなければならない業界において正常なのか、逆に信用が伴わずに衰退にもつながるのではと懸念します。
将来的には、配置販売業の方に新設する「登録販売者」の資格を取得してもらい、消費者も安心して取引ができるようになるのが望ましい姿であると考えます。

消費者が、安心・安全・納得して薬を購入し、使用できる。そして、薬を扱う業界も繁栄し、共存共栄を図れる社会を目指して頑張ります。