「道徳を習わなかった世代が子育てをしている」件についてご説明しましたね。


附記として、その祖父母の世代について言及致します。


昭和10年から20年代生まれというのは、「親が戦争に行った」世代ですね。現在の70から80歳代です。


東京でも10万余の壮年期の父親達が南方や沖縄で散った訳です。当時の東京の人口が700万あまりでしたから、1.4%ほどにしかなりませんが、それでも当時の出生率からすれば、30万人程の子ども達が父親を亡くした訳です。


この子ども達というのは、「父親の存在を知らない」のです。その割合は、地方に行けば行く程高くなります。父権喪失の世代です。


彼等は、家庭内で教育を受けなかった世代です。或いは、戦争で父親を亡くし、或いは、「金の卵」として、首都東京(や大阪)の再建のために、「中学を卒業して地方の家を出た」からです。


そして、彼等は現在の「老害」世代だと言うことが出来るわけです。……大概のことには仕組みが有るのです😑💦