古来からの神道と中世にもたらされた儒教によって、日本人の道徳観は形作られてきました。


八百万の神は、雨や風といった自然現象から、木や消耗品に至るまで遍く宿り、我々日本人に謙虚さと勤勉さを与えてくれました。


「もったちない」や「おもてなし」ばかりでなく、様々な都市生活の知恵や情緒の形成において、それらの「日本人らしさ」は多くの国民の共通言語であったのです。


ところが、学校教育から「道徳」が姿を消して20年余、現在の親御さん方は「学校で道徳を習わなかった世代」となりました。


子ども達も同様です。いまだに「道徳」は、学校教育において「継子扱い」ですからね。


国(政府)は、既に「道徳の廃止は失敗だった」と認めた訳ですけれど、再導入後の2018年以降も「オレオレ詐欺」に「闇バイト」、「オーバードーズ」に「パパ活」と、日本人のモラルは低止まりしたままです。


これは「志を持たない政治家」と「身勝手な御用学者」との共同正犯なのですけれど、我々国民も政治に関心を持たなすぎました。


今週末には都知事選が行なわれます。都議会議員の補欠選挙もありますね。さて、どうしたものでしょうか😊?💦