中学受験における最上位校が、高校募集を続ける理由は、なんと「大学合格実績を稼ぐため」なのです。


かつて、私が直接伺ったところ「中学入学者と高入生とで大学合格実績は変わらない」というお答えでした。



意外な印象を持ちました。


横断的なカリキュラムや先取りを行なって6年がかりで育成する内進生と、高入生とが、大学進学実績において同等の成果を上げるのです。



しかし、考えてみれば当然な気もしました。


高入生諸君も、やはり『最上位生達』だからです。


彼等は『どうしても開成高校に入りたかった』子達。都立や県立の最上位校と併願して、『公立を蹴って』開成高校に進学する子達です。


偏差値80という想定外の学力を有する麒麟児軍団ですからね。



その想いは『東京大学』への現役合格しかありません。


50名しか合格しない日比谷より西より、200名合格する開成高校という選択です。


地理的な条件さえ問題なければ、筑波大駒場も併願していると思います。


筑駒>開成>日比谷、といったところでしょうか。



彼等の中には、中学受験のリベンジ組も居るかも知れません💦。



ただし、5年間で正規のカリキュラムを終える内進生達の中に入るのですから、2年間で高校3年分を終えなければなりません。


これまた大変な2年間が、入学後に待っている訳です。



しかしまた一方で、彼等は中学の『3年間、たゆまず努力してきた』学力を有しており、『更に高校の2年間も一切気を抜かず』に、内進生に追い付くためのハイレベルな学習をこなし続けるのですから、大学入試において結果を出しやすいことも宜なるかななのですね👊😆♪



中学高校の6年間、全く気を抜かないという選択。


……これはかなりの覚悟が必要です😑💦