寡占期を迎えた塾市場は、当然の帰結といった風情で「個別指導塾全盛期」を迎えます。


「結局、少しくらい高価でも、オーダーメイドに敵うものは無いでしょ😁♪」……ということですね。


しかし、そもそもの「希望」を把握していない訳ですから、成功する道理が有りません。



しかも、集団指導も個人指導も、結局は指導者次第なのですから、裾野が拡がる程成功しにくいことは自明のことですね。


それほどの人材は、そもそも少数なのです。



また、別の視点を提示すれば、「トライ」のように、大きな広告宣伝費をかける塾で、お子さんが成功する可能性は、限りなく0に近いと言わざるを得ません。


経費をかける場所を間違っているからです。



サービス業というものは、サービスに経費をかけるべきであって、広告宣伝費に尋常ならざる出費をする『塾』に、良い教育など存在するはずが有りません。


これは、経済学の初歩の初歩と言うべき、当たり前の結果に過ぎないのです。



しかし、迷える子羊の群は、然程容易くコマーシャルの効果に影響を受けてしまいます。


群衆心理というやつですね。



個別指導が、個の尊重の成果であるならば、個別指導の担当者には、相応の対価が支払われるべきですが、支出は専らテレビ局に対してなされるのですから、これは根も葉も有りません。


実際に、「プロ講師」とは、対価と引き替えに指導を行なう者を差し、それは早稲田アカデミーの「右肩上がり」と同等に、犯罪的なまでに現実離れしています。



当ブログの読者諸賢におかれましては、やすやすと詐欺被害を被ることが無いように、『普通の判断力』を発揮出来ることを念じて止みません😊💦