いつも使っているものって。 | 筑紫野市 美容室 PAGE ページ 村井克彦のブログ

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筑紫野市の美容室 PAGE hair design 代表村井のヘアデザインやエイジングケアについてのブログです。ダイビング好きなので海のことなどもご紹介します。

・石鹸・シャンプー、ボディシャンプー、洗濯洗剤、台所洗剤

体を洗うものも食器や洗濯物を洗うものも洗浄剤のほとんどは界面活性剤でできています。界面活性剤とはどのようなものかと簡単にいいますと、水と油という混じらないはずの物質の界面(表面)を活性化させて混ぜることができるようにする物質のことです。

汚れの多くは油汚れですから、界面活性剤は汚れた油を水にくっつけて流してしまうことができますので、洗浄料として使われているのです。

石鹸
界面活性剤の代表がみなさんよくご存知の石鹸です。純粋な石鹸の場合、その成分のほとんどは天然の界面活性剤ですから、界面活性剤のかたまりみたいなものです。
この界面活性剤は天然であれば、ゴシゴシ強くこすってしまわないかぎり、ほとんど問題はありません。
体を洗った後、天然の界面活性剤は分解されてしまいなくなってしまうからです。
石鹸で問題になるのは合成色素や合成香料などの合成添加物が含まれている場合があるものです。せめて合成色素入りのものは避けましょう。

シャンプー・ボディソープ
これらも界面活性剤が含まれていますが、ふつうの石鹸と違い石油からつくられているものがほとんどです。 どこが違うかといいますと、残存性です。石鹸は何日かで界面活性剤が分解されて水と油を混ぜる力はなくなります。しかし、石油合成されたものは、何ヶ月もその力が維持されることがあるのです。

分解されない残った界面活性剤は当然、その作用を繰り返します。良く流したつもりでも人間の皮膚にも残留するため、肌の油汚れだけではなく、肌のバリア機能に必要な皮脂まで取り去って肌にダメージを与えてしまいます。洗濯洗剤は衣類に残って皮膚に影響を与えます。そして川や海に流れても環境を汚染するのです。また、体内に影響を与える毒性の問題もあります。合成界面活性剤の種類によっても違いますが、毒性の強いものもあります。

また、市販品には合成色素、合成香料など余分な添加物もかなりの確立で配合されています。皮膚に負担ですから、基本的には止めましょう。とくに肌トラブルの方、赤ちゃん、高齢者、乾皮症、アトピー性皮膚炎であれば、その影響は大きいですから、すぐにでも使用を止めることをおすすめします。それだけでも肌へのダメージがかなり違います。

また、最近では弱酸性で赤ちゃんや子供にもやさしいとCMしている製品がいくつかありますが、弱酸性というだけでは肌に優しいとはいえません。本当に肌にやさしい製品は少ないのです。基本的によく見かける製品は、避けたほうが無難です。

シャンプーの順番は気をつけていますか?

シャンプーをするときは、洗顔前にしてください。洗顔後は、皮膚のカバー力が落ちています。そこに洗浄力の強いシャンプーが流れてくることで、皮膚の薄い顔が影響を受けることがあります。洗浄力の強い市販のシャンプーを使用していれば、なおさらその皮膚への負担が大きくなりますのでご注意ください。


肌をゴシゴシと強く洗ったり、何度も洗うと洗いすぎてしまい、肌のバリア機能が壊れてしまいやはり肌を傷つける要因となります。