もうすぐゴールデンウィークですね。たくさんのお客様にGW中に手術を受けたいというご相談をいただいておりまして、感謝の極みでございます。
大変うれしい限りではございますが、あいにくと言いますか、27日、28日、29日、5月は2日はほとんどすべての治療枠を埋めてしまうほどの状況でして、ご予約の際に出来るだけ余裕のある日にちにお勧めさせていただいているという、嬉しくも辛い立場です。
なにせ、手術は皆様の気持ちに応えるべく、急いでやるものではございません。私どもも余裕を持って、治療に専念したいものですから、、、
お願いばかりで申し訳ございません。
本日の症例は、、鼻です。ソフトシリコンインプラントの挿入、加えて、鼻尖軟骨形成手術です。
以前にレディエッセの注入をお鼻になさっていらっしゃる方でして、出来るだけ取り除くという治療もおこなう方でした。
実はお客様より、極力腫れを少なくして欲しいというご要望をいただきましたが、私は神業のような腫れない治療が出来るほどの鼻の形成治療は出来ないのでして、工夫をして何とか腫れを最小限にするという約束をして、治療をお受けいただきました。
治療前です。鼻先の形状を整える、鼻を高くするというのが目的の手術です。
治療直後です。鼻の穴の縫合部に剥離を施した空間にドレーンチューブを入れて圧迫しました。
治療後2日。固定を外したところです。内出血がほとんどありません。
術後に染み出た血液や麻酔成分はドレーンチューブを通じて、外部に出てしまい、結果として、腫れが最小限となるような工夫というわけです。
治療前。
治療後2日。目元は少し腫れぼったいですが、鼻先は腫れは最小限です。
治療前。なにせ、レディエッセを鼻の穴の切開部から鼻根部(目と目の間)まで洗い出していますから、侵襲は意外と大きな治療なのです。
治療後2日。
溜まった血液や麻酔成分が多いと、腫れが長引きます。
今回の治療はオーソドックスなものではございませんが、お客様の治療内容やご要望にお応えするのが私どもの仕事ですから、決まりきった治療方法のみで押し通す「頑固おやじ」な美容外科医ではイケナイと思っています。
お客様のためになる技術や新治療などを提供し続けることが出来るよう切磋琢磨していきたいです。






