本日、中央防災会議に出席しました。
 中央防災会議は、内閣の重要政策に関する会議の一つとして、内閣総理大臣をはじめとする全閣僚、学識経験者等により構成されており、防災基本計画の作成や、防災に関する重要事項の審議等を行う会議です。

 本年1月に発生した令和6年能登半島地震をはじめ、昨年の台風による大雨など、近年大きな自然災害が多発しており、

こうした激甚化・頻発化する災害への対応は、喫緊の課題です。

 今回の防災基本計画の修正では、 能登半島地震の経験を踏まえ、
・ 孤立集落の発生等を見据えた物資輸送手段としてのドローンの確保や、海路・空路も想定した救助用装備資機材の整備
・ 応援職員の活動拠点のリスト化
・ 避難所における段ボールベッド等の早期設置やトイレカーの活用
・ 福祉支援の充実強化
など、早期に取り組むことが可能な項目を盛り込みました。
 令和6年度総合防災訓練大綱においても、孤立集落対策の訓練等に努めるべきことを記載しています。

 また、本年4月に施行された改正活火山法等を踏まえ、活動火山対策の総合的な指針の変更等を行うこととしました。

 総理からは、各大臣に対し、本日の決定事項に基づき、さらなる防災・減災対策の充実・強化に努めるとともに、出水期における万全の防災体制を取るよう指示がありました。

 

 引き続き、我が国の防災対策にしっかりと取組んでまいります。