先日のブログで、事業者の方向けの新型コロナウイルス対策を紹介したところ、農業者向けのメニューも教えて欲しいという声を頂きましたので、主なものを紹介させて頂きます。

 まず、ご覧頂きたいのは、売上が減少している事業者(含む農業者)の方向けの「持続化給付金」です。この給付金は、今年の1月から12月までのいずれかの月の売上が、(青色申告の事業者の方は)前年同月比で5割減、(白色申告の事業者の方は)昨年の売上額の1か月平均の5割減に該当すると、個人事業主であれば100万円、中小企業(農業法人)であれば200万円を上限に給付するものです(資料P1、P2)。


 本制度は、補正予算成立後(4月中予定)に実施されるもので、受給要件や申請方法の詳細については、決定次第速やかに、農水省や経産省のHP等で公表予定です。有効活用して頂ければ、相当程度の農業者の方が対象となりますので、ご不明点などお気軽に村井英樹事務所(担当:二宮 090-8313-0955 )までご連絡ください。
※ なお、メディアでも大きく取り上げられている、コロナの影響で収入が減少した世帯向けに1世帯30万円支給する「生活支援臨時給付金」(資料P3、P4)と上記の持続化給付金は同時に受給可能となります。

 また、農業者の方向けに、JAや日本政策金融公庫等から、無利子無担保で融資を行う特別貸付制度が、スタートをしております。その上で、農業経営のための既存の借入金を、原則JAや日本政策金融公庫等の無利子無担保融資に借換えを可能とする仕組みも創設されます。金利払いや保証料分の支払いがなくなる機会ですので、是非ご活用ください。本制度は、補正予算成立後(4月中予定)にスタートします。
 融資制度については、制度が複雑である一方、有効活用の余地も大きいため、お気軽に村井英樹事務所(担当:二宮 090-8313-0955 )までお問合せください。