去る2月18日、競争政策調査会で1年以上議論をして進めてきた、「特定デジタル・プラットフォーマー取引透明化法案」が、政府与党内の了承プロセスを終え、閣議決定されました。

 本法案は、我が国としてGAFAなどのデジタル・プラットフォーマーとどう向き合っていくのか、イノベーションと規制のバランスはどうあるべきかなど、様々な議論を経て、 巨大IT企業の取引を透明化することを目的として策定されました日経新聞の夕刊1面にも掲載されています。

 私も、調査会の事務局長として、策定に中心的に関わらせて頂いたので、今般の閣議決定は感慨深いものがあります。まずは、この通常国会でしっかり法律を成立させた上で、引き続き、変化の激しいデジタル分野における、あるべき規制の在り方を模索して参ります。

 写真は、 昨年11月法案の枠組みを示す、自民党提言を執筆する様子。