2017年3月、岩槻区黒谷に、地域の農産物流通の拠点として開設した「岩槻農産物共販センター」農産物の鮮度を保つ真空予冷設備と保冷庫の最新設備を設置しており、生鮮野菜など地域の農産物の販売力向上に寄与しています。
 この集出荷場に、農業生産に関する様々な相談業務や、肥料等の資材の販売業務を担う営農センターの機能を統合することで、地域の農業生産を効率化していく計画が、地域の農家の皆さんの要望を基に持ち上がっており、現在、農地法・農振法との関係など法律的な整理を、農水省・さいたま市農業環境整備課などで行っています。
 意外と思われるかもしれませんが、さいたま市は1000haを超える見沼田んぼを擁するなど、都市農業のメッカです。都市農業は、新鮮な農産品を大消費地に提供することは勿論、防災や緑地環境の提供など、都市住民にとって様々な重要な役割を果たしています。
 そうしたさいたま市の貴重な財産を守っていく意味でも、上記の営農センター機能の共販センターへの統合計画など、効率的な農業生産体制の整備を引き続き推進していきます。
 写真は、2017年3月に共販センターがオープンした際のもの。左から、小島県議、村井、清水市長。