昨日、私が事務局長を務める、年金委員会が開催されました。

 

テーマは、先日厚労省から発表された、5年に一度の公的年金制度についての健康診断「年金の財政検証」。厚労省からの説明の後、積極的な質疑応答が行われました。年金は、常に国民的な関心も高い一方で、制度が分かりづらいために、誤解も起きやすい、政治的に取扱いの難しいテーマです。

 

しかしながら、人生100年時代に向けて、必要な改革から逃れるわけにはいきません。

 

年末に向けて、これまでも議論を積み重ねてきた、「受給開始年齢の柔軟化」、「在職老齢年金制度の見直し」、「厚生年金の適用拡大」等の改革案の取りまとめに尽力して参ります。

 

(写真は、右から、田村元厚労大臣、村井、宮沢年金委員会会長、鴨下社会保障特命委委員会委員長。)