IMF・金融庁・日銀の共催で開催されたFintechコンファレンスに出席し、開会挨拶を行いました(英語で10分間のスピーチ:大変緊張しました、、)。アジアを中心とした各国当局者やFintechに関心を持つ金融機関、金融分野への進出を検討するテクノロジー企業関係者など総勢約350名が虎ノ門ヒルズフォーラムに集結し、Fintechの可能性と課題について大いに議論を交わしました。

 

 

 Fintechと言われてもピンとこない方が多いかもしれませんが、例えばこれまで銀行窓口に行く必要があった送金や振込がスマホで簡単かつ安価に行えたり、ショッピングの支払いをキャッシュレスで完了できるなど、身近な金融サービスの利便性向上に大いに資するものです。利用者保護を図るのはもちろんですが、従来の規制や監督がイノベーションの促進を阻害することのないよう、金融庁としても柔軟な発想で前向きに対応して参ります。