先週土曜日、地元の「片柳地区にLRTを導入する会(長谷川和久会長)」の総会・講演会に出席しました。

 


 さいたま市は、全国的には異例ですが、人口が引き続き増加しており、2都心(浦和駅周辺と大宮駅・さいたま新都心周辺地区)4副都心(岩槻・美園・武蔵浦和・日進宮原)構想を積極的に推進しています。


 その鍵となるのが、LRT導入を念頭に、大宮・新都心~美園間の利便性を劇的に向上させる「東西交通大宮ルート」構想です。さいたま市(埼玉県)は、これまで東京からのアクセス向上を重視してきたため、電車も道路も南北方向が優先的に整備されてきました。


 政令指定都市となって15年。これからは、ヒト・モノ・カネが地域で回る仕組み作りが重要であり、そのためにも、街を横串的に走る東西大宮交通ルートの早期の開通が求められています。一昨年の国土交通省の交通政策審議会の答申においても、「東西交通大宮ルートの新設」について具体的な延伸・新設の意義や現状の課題が明記されました。

 「片柳地区にLRTを導入する会」を始め、地元の皆さんと力を合わせ、課題を一つひとつ乗り越え、早期の導入に努めて参ります。