テーマは、春の足音だそうです。
アペリティフは、
桜エビのシューとブラック・ベルベット
ビールのホップが苦手なのですが、
桜エビの素揚げとビールで乾杯な感じ。
オードブルは
山菜のほろ苦さの焦がしバターソース
美味しい帆立、刻んだ黒オリーブの味わいと帆立の甘味が美味しい。
土筆や山菜のミネラリーな味わいと帆立の味わいが楽しい。
ネギの食感が良いアクセントなのだが、
多過ぎて邪魔な感じ。
ワインは
アルフォンス・メロ
サンセール・ラ・ドモワゼル2010
ソービニョン・ブランらしい草やメロンの香り、
紫蘇の酢漬けの様な香り。
ミネラルや酸を主体とした切れの有る味わい。
軽量感の有るレモンの様な柑橘系の風味。
貝や山菜のミネラル感とワインのミネラリーな所が良く合います。
帆立の甘味がワインの酸味で強調されて美味しい。
魚
一皿に描かれた酸味、甘味、苦味の調和
美味しい鰆。
少しパサつきを残しながら、ふわっとした焼き加減。
鰆は、少しパサつきが有った方がこの魚らしいので、良い感じの焼き加減。
上の野菜が甘酸っぱく仕上げて有って、
下のソースに少し苦味が有る感じ。
キャベツは、シャリっとした食感を残して、微かにガーリックが香るアクセント。
なかなか面白いが、このソースは鰆の生臭さを強調してしまいますね、上のレモン風味の野菜でも抑えられない感じ。
それに、野菜と一緒に食べると鰆の脂の味わいが邪魔されるので、鰆だけ食べたいしね。
ワインは、
リースリング・キュベ・フレデリックエミル
2007 トリンバック
強いミネラル感とリースリング特有の香り。
白胡椒、ナッツやリモンの香り。
カリンやライチなどの旨みと酸味を感じさせる果実味。
この皿には、かなり冷たく冷やして、
一時間程前に抜詮したものを合わせたそうです。
何か植物性の脂の様な香りと味わいが付加されます。
この脂の様な味わいが、鰆の脂の味と良く合って美味しい。
鰆の軽やかな味わいとワインの爽やかさが実に春の訪れらしい。
肉
春野菜の喜びにフォアグラの香るソース
サッパリした柔らかい肉にフォアグラのコクのあるソースが実に美味しい。
コンフィも食感と味わいの良いアクセント。
下の野菜の味が、学校給食のシチューの味にそっくりなんで笑っちゃいましたけど。
結構安っぽ〜い味なんですよね、あれ。
些か、バランスが悪ですね。
ワインは
同じワインを
前日に抜詮して、直前にデキャンテージュしてサービスしていただいたもの。
鼈甲飴の様な香ばしい香りと味わい、
仄かな甘味が付加されます。
フォアグラの香ばしい香りと鳥肉の味わいに丁度良い味わいに成りますね。
美味しい。
デザート
何処か懐かしい香りの黒豆茶アイスクリーム
この梅チョコは、実に美味しい。
ベリー入りのチョコってあまり得意じゃ無いけれど、これは美味しい。
黒豆茶アイスクリームも爽やかな感じで美味しい。
チョコの濃厚な味わいを上手く和らげてくれる。
実に美味しい。
ワインは
マス・アミエル モーリー10an
甘口の酒精強化ワイン
熟した赤い果実や、香ばしいカカオの香りと味わい。
甘味の中に、程良い酸味とミネラルの味わい。
これは、ズルイね。
このデザートそのものの味わい。
テーマどおり、優しげで穏やかな構成ですが、
味のニュアンスが似ているので、最後の皿の印象しか残らないですね。
春の足音と言うより、冬眠からの目覚めか、
寝起きな感じですね。
ふむ、冬眠からの寝起きの微睡みに春の夢を見るかな?
今日一番は、デザートかな。
後、帆立と黒オリーブの組み合わせは印象的。
美味しかったです。
ごちそさま。



