前回、共演者さんについて振り返った
「トンネルの向こう側で…」
はましょーの2月出演舞台です。
その作品の中で、「鈴木先生」役を演じてました☺️
この、とめどない卒業式の生徒と先生感(笑)
制服が衣装だった共演者さんとは軒並みこんな感じでした。
そんな鈴木先生をやることになったのは
脚本の「坂本泰裕」さんがこの作品を書いてくださったから。
ありがとうございます🎵
泰さんの作品の作り方は独特だなぁと思います。
たまーにはましょーも脚本を書くことがあるけれど、タイプが全く違う。
でも、どことなく大事にする部分は共有してる。そんな感じ。
脚本家さんが稽古場を出入りすることはまずほとんどなく、劇場や打ち上げでお話しすることが殆どでしたが、もっと話をしたかったなぁと。
ちなみに、作中の「井戸口先生」も「鈴木先生」も、泰さんの実際の先生のお名前から来ているそうです。
はましょーの演じた「鈴木先生」
あんなキャラとしては一切書かれておりません(笑)
初演版を見ずとも、全く違ったんだろうなぁということが想像できます。
なぜ今回のような形になったか?
それは、演出の「緑川雄志」さんの仕業です(笑)
大変お世話になりました!
ありがとうございます✨
はましょーはまず台本の流れを形にして、そこからキャラを作ったり崩したりすることの方が多いのですが、今回は稽古序盤で固まりました。
とあるシーンでみどさんはキャストにこんな感じのことを言いました。
「このシーンではまず、大きい声と熱量を最速のスピードで!」
演出からのオーダーなので、その意図にしたがって実践しました。
結果、なぜか笑う演出。
そんなシーンでも、台詞でも一切なかったのに…なぜ???
「青春感」があって、めっちゃ面白かったそうです。
そして、鈴木先生が生まれました!
そこからは結構楽をさせてもらったと思います。
なぜならば、モデルになる人がいたから。
今回の鈴木先生は、この人をモデリングしてます。
「ティモンディでお願いできますか?」
演出の一言で、すべてのシーンがティモンディ高岸さんに…なることはなかったんですが、稽古中は「逃亡者」の台詞のシーンもティモンディで1回だけやってました。
爆笑でしたが、即止めるようにオーダーが出ました(笑)
今振り返っても愉快な稽古です🎵
この髪型も、しっかりティモンディカットです。
甲斐あって、お客さんから「ティモンディ高岸」さんが頭をよぎったという声も多数頂きまして、心の中でガッツポーズです。
鈴木先生と言えば、日替わりの登場シーンと日替わりの去り際の一言がありました。
全通のお客さんもいらっしゃったので、用意してよかった~!!
台詞だけこちらでまとめておきます。
井戸口先生と、ランチで「太田ホルモン」というお店に向かうということで、舞台からハケるときに、
「今日は~だ!」「~が楽しみだ!」
みたいなことを言ってました。
その台詞集がこちら。
A5ランクのピグレット
ミニオンの盛り合わせ
ドナルドダックの北京ダック
アリエルのヒレ
プーさんのアレ
オラフのジェラート
深い意味はなく
アナ雪の歌ネタ×太田ホルモン=上の発想
シンプルにこんな感じです。
他にも
シュレックの丸焼き
スティッチの鼻 など
浮かんでましたが不採用。
稽古場では若い子達が楽しんでくれてました(笑)
こんな感じで「鈴木先生」は生まれました。
ゆかりと井戸口先生との「逃亡者」のシーンは、打って変わって、針の穴に糸を通すような感じで、その時々の想いをゆかりにプレゼントしてました。
あの一連の台詞は、夢を形にし続ける役者としても個人的に沁みるところがあり、やり易いと言えばやり易かったし、深さを出せるかと言えばやるだけやってやろう!そんな感じでした。
今の僕なりのあの台詞を、ゆかりやお客さんが受け取ってくれていたあの瞬間は、とても心地よい時間で、ツイートにも上がってきてたのでそれもありがたいなと。
良い台詞ほど、責任を感じるし、受け取ってくれる人たちの感謝が深いです。
ということで、本日はこんな感じです。
あと一回ブログ書きます~☺️