昨日の真夜中に長高女子にメールを送った六高男子
それからずっと携帯の電源を切ったまま翌日登校。 「返事なんか来るはずない。俺なんかに」と思いつつ気になって・・・ついに夕方5時半過ぎ携帯のスイッチをいれた。
まるで合格発表を見るみたいだった。
メイルアイコンの右上に5個数字が見えた。どうせジャンクだろうと思いながら
ダメもとでクリック。
1番上に彼女からのメールが届いていた!!!
自分のメールを打った直後、夜中の12時前だ。
あわてて開こうとしたが、手が震えているのか親指が空回りする。
やっとの思いでメールを開いた。
「こんばんわ。お返事ありがとう。今日6時○分着の上り電車に乗っているから六日町駅で会わない? 良かったら返信ください。途中下車するから!」
「えーっ いきなり 会わない?!?」
あと30分で電車が六日町に着く。月曜は部活がない。
「ああ…どうしよう?慌てるんじゃない・・早く返事をしないと。」
何も考えられず急いで返信をした。喉がカラカラになっていた。
ハンカチーフな恋がはじまった瞬間だった。 そして最初から僕はあの子にびびっていたのかもしれない・・・
六高男子と長高女子 揺れる二人の恋模様

