元旦も土曜日も
修学旅行も文化祭も無い。
小テストと課題が絶えない日々だけど、私には守りたいものがある。その一心が私を支える確かな力となり「耐えなさい。こんな高校生活でも何かを見いだしなさい。」とささやく。
受け身のお勉強を繰り返す私を支える見えない力
それはこの時間、この場所、そしてあなたの横顔・・
ここは上越新幹線浦佐駅西口
乗降客のほとんどいない駅のベンチ
二人だけの午後6時19分 今日も曇天
「明日の小テスト 再試をさけられますよう、それが私たちの目標ね!」
「うん!」
監督は遠目に2人を見ながらある言葉が浮かんだ。それはこの辺の方言。
小テストなど忘れてそのまま2人で今すぐ長岡まで新幹線で行くのだ! リバーサイドで映画を見てアイスを頬張って最終電車の時間まで手をつないで川縁を歩くのだ。
恋は盲目
羽目は外すもの
そして明日(未来)は君達のもの
5年前になるが、うちの生徒に「小テストにわざと滑れ」と指示したことがあった。そいつは「ハイ」と言っていつも満点なのに、なんとギリギリを狙おうとした。そうしたら本当に滑ってしまった。その夜報告に来て「悔しい!」とかわいい顔がすごい形相に変わった。監督はそれを見て怖くなった。後日、監督は段ボールいっぱいのお菓子(安物詰め合わせ)を玄関に届けてやった。ご褒美だ。
この際だから校是を紹介しておこう。

県民税の納付者としてなんとか競争率が0.6程度になることを願ってやまない。この栞を生徒からもらった頃は競争率が0.8程度あった。直近の栞はまだ貰っていないが校是が変わっているはずだ。
新しいものには“学ばされる青春 意気消沈”と印字されていると察する。
真面目で持久力のある子供が多いのだ。伸ばしてやって欲しい。お願いだから。
監督




