親がしっかりしていないと子供の将来は見えてこない。
どこかで決定的に子供に影響が出ている。それに気づかないのは親の錯覚。親の準備周到な長期間に及ぶ教育としつけが子供に大きな果実を与える。将来を描ける子供に育つ。親がそのことを意図できないで子供を育ててきているとしたら、体は大きくなるかもしれないが、年相応の判断力や地力がついていない.。そういう子供の判断や意思決定は未熟で、特に今の子供たちは、携帯の情報を安易に受け入れ、疑いもなく即信じ込み、甘く幼く表面的な認識で世の中を見てしまう。言い換えれば、自分の周りにいる友達、そしてネット情報以外にはセンサーが働かない。世の中の厳しさ、苦しみ、複雑さ,そして危うさに関心を寄せないまま社会に出ていこうとする。全てが他人事で、自分に関係のないことは、興味も持たず「知りません」で過ぎていく。

 

子供は世の中をまず親から学ぶべきなのにそれがなされないとしたら・・・そんな子供に人生の判断ができるはずがない。この状況下で育った18歳に選挙権が与えられる、そんな国は大丈夫?

 時々「私たち、結構仲がいい」という親子がいるがそれは違う。
親の存在感が子供に染み渡っていないような親子関係は、肝心なことを教え込み真剣に人生を考える土壌が親子の間にない。例えば高3になって進路の話になっても子供は親の言うことに全く聞く耳を持たない。単なるうるさい部外者になり下がってしまう。


 高校進学と違い大学進学はこのブログで再々言っているように社会へ踏み出す最初の選択(登竜門)だ。この局面では親がお金を出すだけでなく最大の影響力を行使すべきだ。子供の一生の選択だ。少しはじっくり話してやってほしい。模試の成績とお金の話に終始しているようじゃ登竜門は開かない。
人生の厳しさを身にしみてわかっているのは子供でなく親なのだから。

                                                      監督

 

 

いっぱい話を聞かせてきたなあ こいつには・・・