す平日の夕方、二人はLong Hill Sideにいた。彼らは中越NO1県立高理数科。この高校は私服。普段から着慣れてるので落ち着いた20代カップルに見える。なぜ平日夕刻に公園にいるかつて?これを読めばわかるさ!

 

二人はベンチに座った。そしてお互いの模試結果をそれぞれ相手のほうにむけて置いた。

 

🅰️判定の甘い香りに2人はまどろむ         

まるで天使に抱かれたよう

 

女子の黒髪ロングを春風がやさしくなで

自信に満ちた男子の横顔が夕日に映える

「素敵!」

 

 

今回2人でとった🅰️判定は合計12  

駿台はともかく全統マークなら当然の結果

でも・・・何回もらってもうれしい。

🅰️判定は勝利の証(あかし)だから

ただ校内偏差値が10下がるのはいつも気に食わないけど。(進学校では当たり前で校内平均が遥かに全国平均を上回るため校内偏差値は50台にまで下がる。)

 

満ち足りた空気が2人をつつむ

私たちには何もはいらない。

高3に大切なものは🅰️判定だけだと受験ががおしえてくれた!

1年後、あなたは東大理3、私は御茶ノ水の食物化学に進む。そしてこの🅰️判定の余韻は続く 


女子は思う。難易度最高峰という目標をもって必ずやり遂げる彼が好き しかもサッカー部の主将だ。

 

「今日、一本電車遅らせてサンマルクカフェでも行く?」

「リバーサイドの?」

「うん!」

「今日は僕が出すから・・」

「ほんと! ありがとう!」

 

2人は珍しく手をつないで小走りにLong HILLを駆け下りた。

亜麻色の女子の髪をA判定が踊った。

 

                            


 

 

ここで目が覚めた。あわてて今日の小テストの紙を見る。

「ああ 生まれ変わったら絶対この駅には降りない。長岡まで行く。」