「今になって気がつくなんて・・・

こんなに切ない卒業間近

どこまでノー天気でいたんだろう

全然気にならなかった模試判定♪」

まさに悔やむ過去としぼむ未来の

ダブルウェイブ ザブザブザブーン!」

 

 

2年生諸君!今のままだとこういうことになるよ! あと11か月しかないんだ。

 

 「いい高校」の定義とは、迷門高校をみれば見えてくる。つまり迷門高校の生徒は実際に滑るまで大学受験は厳しいという感覚が身につかない。そういう感覚を身につける最大の秘訣は高校のレベルだ。いい高校とは「生徒間の自覚と実力が揃っている」

 

 そういう高校はこの辺のどこにあるんでしょうか? 

知らない! 見たことない! 競争率が明らかに1倍を超え続けないといい生徒が集まらず粒がそろわない。だから1.3程度競争率が維持できる長高などはいい生徒・いい授業・いい結果が概して期待出きるけれど、2次募集をかけても定員割れが常態化しているような高校ではお話しにならない。当たり前だ。うちの生徒を見ていても1年から全然違う。だから、もし君の高校が迷門ならば、時間がたてば成績がついてくるとでも思ってはいけないよ。 もう間に合わないと思うほうがまともだよ。学校に任せていたら大変なことになっちゃうから相当自分で工夫して頑張らないとまともな大学へはいけないよ。

 

 去年の12月、うちのTOPクラスが疲れこんだ目をこすりながら言った。

「監督 寝なくて済めばいいのにって私思うことがあるんですけど・・」というから

「寝ないとダメだよ。いいかい、本試直前の数日はペースをゆっくりにしてじっくり構えるんだよ。」と諭した。そう言わないと本番前日も朝の4時までやりかねないよ、この生徒なら。 凄いんだから、その執念とお勉強の量は。それに体力があったな。こういうのが周りにうようよいる高校を「いい高校」すなわち「名門」というのだよ!

 

この生徒は予定どおり国立の看護大に進学した。当然って感じでね。

                                                              監督