生徒から深夜にメールが届いていた。今日授業でうちに来ていたが、きっと直接言えなかったのだろう。

「学校の二者面談で、東北大を第一にしてもいいけど、その下は安全圏の訳の分からないところを勧められたのですが、今からそこまで志望ランクを下げる必要ってありますか。僕は下げたくないです。」

 

監督の返事

 〇汰へ

下げる必要はない 今、全力でやらないでどうする ここで集中して工夫をしてそして努力をして現役の奇跡を呼び込むのだ。

 それとは別に実践的かつ常識的な作戦として東北大の受験科目の範囲で松竹梅という風に必ず3ランクの大学を用意して模試でも書き続けること。松は東北 竹は5分以上の確率で届くところ そして梅は滑り止め しっかりそれを設定して東北にかけるのだ。それが受験というものだ。

 

毎年のことだが、お前の高校は面談で模試結果だけを見て『〇×大は無理、点数が足りない。その代わり××大ならいける。」程度の話ばかりに終始する。そうじゃなくて残り時間何をどうすれば点数が上がり届くかを教師と議論すべき場なんだ。今度はその視点で質問して来い! それと「だめなら浪人しますから」くらいのこと言ってこい!

今は点数を上げること以外考えるな!

 

それから数学の○○先生にも話したら,、大きな声で「現役が力を伸ばすのは今からなんです。今日現在Dがついていれば必ず届かせます。現役生にとって最も大切な時になんてことを生徒にいっているんでしょうか。私が長らく指導した長野(高)ではそういうことを言う教師は一人もいないと思いますよ!」

そう言ってくれてたよ! 

〇汰、だから頑張れ!

監督