「蘇る学力」

そんなことあるわけないだろう。

「急上昇する点数」 

そんなことできるわけないだろう。

 

ありえない話に安易にすがるからふざけたタイトルの本が売れるんだ。

何だこのタイトルは?

「偏差値29の私が難関大に合格した超独学勉強法」

「学年〇〇から東大・医学部・早慶に合格する法」

「合格判定ゼロから1年で東大医学部に合格した人の秘密の勉強法」

「E判定からの大逆転勉強法」
「E判定からの一発合格勉強法」
「偏差値40の受験生が3か月で一流大学に合格する本」
「学校では絶対教えてもらえない受験勉強法 僕はこうして京大にTOP合格した」
「高校も塾も通わせずに3人の息子を東京大学に放り込んだ話」
「図解合格判定0%から1年で東大医学部に合格した人の秘密の勉強法」
「 学年ビリのあたしが1年で偏差値を40上げて現役合格した話」
「 100%合格のための超勉強法:誰も気づかなかった・・」
 etc・・・・・

 

勉強に速習法やマジックはない。
学校の授業と教科書を軸にした地道で自然で無理のない積み上げこそ王道だ。その対極に上述のような本があるとしたら、まともな奴は読まないな。だとすると勉強できる奴が出版社と組んで勉強の出来ない奴からお金を稼いでいる構図になる。格差社会の一端ともいえるな。

 

監督ならこういうタイトルで本をだす。

「E判定で自分を知りました・・」

「愚かさからの奇跡的脱出 ありがとう E判定!」

「人生いろいろ 偏差値30代台で大卒になる方法」

「勉強フリーの高校生に贈る 受ければ受かるボーダーフリー大学名鑑2020年版」

「名前を書くだけでいける大学一覧と料金表」

「自分が見えない受験生が憧れだけで模試に書く大学ランキング」

「あなたは高校3年間で授業中に質問をしたことありますか?」

監督

 

英語だけでもこれくらいやるんだよ!だから国立に行くやつは苦労を積んでいるんだ(浦佐本校図書室)