模試結果に並んだEの文字をみながらメッセージを書いています。 

あなたに・・・

涙顔の絵文字がかわいいでしょう。

ミー文字は私に似てるかしら。

 

コートに立つ背番号「8」を今夜は不思議なくらいはっきり思い出しています。16才のお祝いに贈った手編みのセーターはもう袖を通すことはないのでしょうか。

 

高校が違ったことが2人にとって良くないことわかってはいたけれど、こんな思いをするのならおばあちゃんに定期代を出してもらってでも長高へ通うべきだった。

 

鮮やかによみがえる去年の秋

もうどうでもいい事かもしれないけれど

あの日と同じ 今夜も星がきれいです。

 

不慣れなEの文字が「私」と重なり、あなたの記憶から陽炎のように消えていく。それでもなぜか今夜、伝えておきたかった私の思い・・・模試が私を変え、高校があなたを変え、そして季節が2人を変えました。

 

明日は私の誕生日です。このまま曖昧な別れはいやだから17歳の今夜、あなたに告げます。

「さようなら・・・・いろいろありがとう。」

私、もう泣かない。