個人指導をしている不思議な女生徒がいると先日書いた。

監督のBest Studentであった宇宙人の”えりん”(アクセントは第2音節 関西風)を彷彿させるんだ。今日も完全に監督の方が読まれていた。

授業中、鼻をすするから「風邪が治らないねえ」と言ったら

「自分のお部屋だと冷風の当たり具合が悪いので、昨日1Fの仏間で寝ました。深夜に怖くなってきてよく眠れませんでした。だから調子がわるいのです。」と答えた。そこで

「今晩寝るときはぬいぐるみと一緒に寝なさい。それも2つくらいがいいなあ。」

すると間髪入れずに

「昨日そうしましたよ!それも2体。すっごい大きなのとちいさなかわいいの! 」そう言いながらマスクの上の眼が笑っている。

監督は「犬なら狛犬みたいだ。きっと夜通し守ってくれる。神社みたいにね。」

すると「犬ですよ。」そう言うんだ。

「名前は?」

「サザエさんからいただきました。カツオくんと○○君と言うんです。」

話題を変えて「オレンジ🍊ジュースが風邪にはきくよ!」

「昨日しっかり飲みましたよ。」

「引き始めは葛根湯だよな」

「はい! 葛根湯とパブロンを併用してます。まずいですね。何かいい飲み方ありませんか?」

 

何を聞いてもまるで答えを知っていたかのようにこっちを見透かすように答えられてしまう。そしてそのあと「監督はキティーちゃんが好きなんですねえ」と話題を変えられちゃった。話が合うと言うより読まれている感じがする。

 

授業が終わって出がけに「わかってるんだよ!”えりやん”だろ? 会いにきてくれたんだろ?」そう声をかけたんだ。すると

「ああ 監督のブログに出てくるあの宇宙人の女の子のことですか? 違いますよ!何言ってるんですか・・」そう言って部屋を出ていった。

その瞬間、頭のてっぺんが青く光ったように見えた。それはロゼッタ星人の「YES」なんだけれど・・・・・

監督