コロナの影響で貧困に苦しむ大学生のニュースを見てうちの卒業生の事が心配になり支援物資を送った。スーパーで見つけたバーゲンのお菓子と5種類のお茶とチョコレート1個だ。先月アルバイトが出来なくて1日700円で生活するようになったら連絡すうるうようにと伝えたが、支援要請がないのでこちらから何かおくってやろうと一晩寝ずに考えた結果?である。
さて生徒の一人から返事が来た。
「監督!届きましたお菓子!
ほんとにありがとうございます。送ってもらった物よりも送ってもらった事が嬉しくて、ほっこりしました。勉強大変だけど自分の学びたい事が学べる大学ってほんとに楽しいです。」
流石に学年TOPで国立大に難なく進んだこの娘は相変わらず言うことが違う。しかも「送ってもらった物よりも送ってもらった事が嬉しくてほっこり・・」と監督が送った「安もののお菓子」の価値を正確に評価できている。
監督の返事
「●▲●▲へ
すばらしいコメントだね。お前の集中力や努力量そして校内マラソン大会で監督の「余分な体力を使うな 当日は歩け」の指示に逆らって修めたクラス第1位の成績に確信をもってこれからもますますおやりなさい。体に気をつけて。また支援物資をおくるから。監督」
レインボーに在籍していたころ、英語はまともに指導をしたけれど、論文の指導では、学校の論文指導のこきおろしと余談ばっかりできゃっきゃと笑って時間が過ぎた。それでもこの生徒はノートを作ってテーマを調べ上げどんどん準備を進めていった。合格後、母親があいさつに来られた時、予め用意していていた手紙を渡した。「あなたの娘さんは知的で、学びへの執念と積み上げる努力が半端じゃないと指導していて感心しました。国立大という集まる生徒のレベルも高い環境でますますこの子が伸びることを願っております。」という内容だった。あれから1年、まさにこの生徒はそれを地でいってくれている。
監督

