模試の結果が返ってきた。学校は遠くの地方大学を勧めるだろう。国立を希望することに虚しさをおぼえる。鏡の前に座る自分と目が合わせられない「わたし」がそこにいる。

 

時は過去を思い出させてくれるけれど、あの日にはもどしてくれない。

南魚沼の星降る夜空 思わず長岡の方を向いて後悔が押し寄せる。

今の高校に入ったのは2年前の春 あれから私はずっと「受験の迷子」になっている。

大学受験の決定打は高校の選択 

監督